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 岸和田市と忠岡町にある5つの在宅療養支援診療所間の連携(診療所ー診療所連携 略して診診連携)についての説明です。

 いずれの診療所も、外来と在宅の両方を行っています(いわゆるミックス型診療所)また、基本的に常勤医は1人です。

 訪問看護は、自院から行っている診療所と訪問看護ステーションと連携している診療所、その両方を利用して行っている診療所があります。

 

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 在宅緩和ケアをはじめ、重症者の在宅ケアには24時間対応は欠かせません。しかし、これを一人の医師が365日継続し続けることは容易ではありません。

 常に携帯電話がつながり、車に乗って往診が可能な状態を継続することになると、晩酌は出来ないし、携帯電話の圏外には行けないことになります。

 24時間対応は訪問看護師との連携で、自院で完結し、365日対応は診療所医師間の連携でカバーしようというのが、HCK24の基本コンセプトです。

 

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 同じ地域の中で、診療所同士が連携をしていくためには、いくつかの問題を乗り越える必要があります。

 在宅に紹介されてくる患者さんの数が少なければ、「商売敵」として競合する可能性もあります。

 基本的には、仕事をしていく上で十分な在宅ケアのニーズがあり、医師同士が顔見知りになり、お互いの在宅医療に対する考え方を知り、向上させていくことが必要です。

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